花粉症と水毒(水の停滞)

前回は花粉症に見られる状態ごとのツボについて書きましたが、今回はそもそも東洋医学からみた花粉症とはどういうことなのかという事を書いていきます。

東洋医学における体のバランス

東洋医学では、体のバランスの乱れを重要なものとしています。そのバランスとは、人体を含む自然のすべてにある陰と陽の関係、そして人体における気、血、水の関係をさしています。

気とは、人間の体を動かす基本となるエネルギーです。これがあるおかげで血や水が流れ、臓器が活動できます。血とは体内にある液体の内で赤い液体を呼んでいます。臓器に栄養を与える物質です。水は体内にある透明な液体をさします。鼻水や尿、リンパ液などです。

花粉症と水毒

体のバランス要素の1つ、水の流れが滞ると余計な水がたまることとなります。これは水毒と呼ばれます。

花粉症の鼻水やくしゃみ、鼻づまりなどはまさしくこの水のながれ、代謝が悪い状況です。この水毒を改善することが花粉症の不快感を軽減することに役立ちます。普段からむくみ、胃もたれ、足がつる、息切れしやすい、下痢気味などがあれば水毒タイプである可能性がありますので、以下のようなことを気にしながらまずは水毒対策を心がけてみると良いでしょう。

必要以上に水分を摂取しない。

食事に気を付ける。

トウモロコシのひげ茶(消化を助けて余計な水分を体外へ排出することを助けてくれます)、キャベツ、小豆(膀胱の働きを活発にして水分の排出を助ける「利水解毒」の機能)その他、キュウリやインゲン豆など『水毒 食べ物』で検索すると色々な食材が出てきますので参考になさってください。

汗をかいて、余計な水を出してしまう。

ゆっくりとお風呂に入る、運動をするなどです。無理なく継続できることを見つけてみてください。

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今回は花粉症を水毒という水分代謝の点から見てみました。でも、目のかゆみは…水毒ととらえるべきなのか。次回はこの目のかゆみに関して書いてみようと思います。