疲れ目

こうやってブログを書いている時もそうですが、目の疲れを感じることは日常的にあることだと思います。

今回は目の疲れや老眼などに効くツボをご紹介できればと思います。

目の疲れというものは目を動かすための筋肉が疲労している事によるもの、首や肩の筋肉の緊張によるもの、そしてビタミン不足など様々な要因が重なっています。
首や肩の筋肉はストレッチなどが有効ですが、目を動かす筋肉はストレッチというわけにはなかなか行きません。しかし、パソコンを凝視していたり、テレビ、携帯など決まった距離で決まった焦点を固定的に見続けることは目の動きを制限して疲れ目を更に助長してしまいます(VDTストレス:長時間、パソコンや携帯を凝視していることによるので、目を酷使している状態)。出来れば一端視点をずらしたり、立ちあがって全身のストレッチなどをする事は大事な予防策です。
その他、お風呂にゆっくりつかったり、運動で筋肉を動かす事もいいですし、目にはホットタオル等を当てておくのも有効です。

それでも目の機能というものは、生活環境以外に加齢によっても衰えていきます。まず、目の構造から。

裸眼で何かを見た時に遠くのものがぼやけたり、しっかりと見えない状態が近視、遠くのものは見えても近くのものが見えなくなるのが遠視という状態です。どちらも本来は目の水晶体というレンズが働いて本来見えている画像を目の裏の網膜という所にぴったりと焦点が合えば問題ないことですが、それがうまく働かず焦点が網膜の手前で結ばれてしまう(近視)、もしくは網膜よりも後ろに焦点が合う(遠視)事によって起こります

特に早いと40歳代で始まるのですが、水晶体の柔軟性の低下や水晶体を厚くしたり薄くして屈折率を変えていく毛様体筋の働きの低下によって焦点が後に行くことで近くのものが見えずらくなる、いわゆる老眼という状態に悩まされる方もおおくいらっしゃいます。先ほどのVDTストレスにおいても毛様体筋の緊張が持続していくことで疲れ目の状態となってしまします。

眼鏡や老眼鏡は水晶体の屈折率の低下を補正することで、水晶体の屈折率を補正するものです。もちろん、老眼は自然の生理反応という事なので仕方のないことではあります。しかし、適切に目の疲れをケアしていくことでその状態を緩やかにする事は可能だと思います。

次回は、目に関するツボの紹介をしていきます。