ツボ押しで目のセルフケア

前回は目の構造を書きましたが、今回はツボ押しによるセルフケアを書いてきます。

目の周りにはたくさんのツボがありますが、疲れ目や老眼対策に有効なツボは以下のようなところです。

まゆ毛の真ん中くらいにある「魚腰(ぎょよう)」、目の際の外側にあるのが「絲竹空(しちくくう)」、内側には「晴明(せいめい)」、こめかみのところには「太陽」、まゆ毛の内側の際にくぼみを感じるかもしれませんがそこが「攅竹(さんちく)」、そして目の骨のくぼみには「承泣(しょうきゅう)」と、数多くのツボがありそれぞれ目に効くツボとされています。ゆっくり決して強くではなく心地よいと思えるくらいの刺激で押してみると良いでしょう。できればその後で手の平で目の上を覆い、目を閉じながら手の平で温めてあげるようにしてあげるとツボ押しと温熱を両方与えられると思います。
この他、耳たぶの真ん中には目の反射区ですので、耳たぶをゆっくりマッサージしてもいいです。また、特殊な奇穴として「老眼点」というツボが手の平の小指の付け根にあります。

手の平も全身の反射区がありますが、手をマッサージする一環でこのツボをゆっくりと刺激してみてください。

今回はツボという視点でセルフケアをご紹介しました。次回は食事の面からご案内いたします。